空き家問題について

7月 27, 2022 住宅

便利屋謙信では、運営会社で空き家の管理業務も行っております。

ここ上越市でも、約10,000件の空き家があり、その内の半分が現状のままになっております。

今回は空き家問題について考えていきたいと思います。

2000年代に入り、空き家の増加に伴い、空き家に関するトラブルも増加しています。

新聞やテレビ、雑誌などのマスメディアでも連日のように報道がされており、空き家に対する注目も高まっています。

今後、増え続けると予想されている、空き家問題には大きく2つの原因があります。

1つ目は、高齢化社会が進み、空き家が急速に増加することです。

2013年の総務省調査によると全国の空き家数は約820万戸、全住宅の7戸に1戸が

空き家という状況になっています。これが、2033年頃には空き家数2,150万戸、

なんと全住宅の3戸に1戸が空き家になってしまうという民間予測となっています。

2つ目は、空き家所有者自身が空き家の管理や活用について問題を抱えていることです。

2015年5月に空家等対策特別措置法が施行されてから、「空き家問題」という言葉を耳にする機会が

多くなっています。

そして、空き家問題は所有者側の視点ではなく、近隣住民側の視点で語られることがほとんどです。

その結果、「空き家は地域の景観や安全を損なうものである」という負のイメージがついてしまいました。

しかし、空き家を巡る問題のほとんどは、所有者が悪で近隣住民は被害者という

単純なものではありません。

所有者自身も、空き家の管理や活用について問題を抱えていることが多いのです。

そして、所有者が抱える問題の多くは、法律や税制、もしくは物理的な問題であることが多いため、

簡単に解決することができないのです。

このように、自宅や実家が空き家になってしまう理由は十人十色です。

さらに、利活用ができるようになるまで数年、長いと10年以上かかることもあります。

その間、誰も利用していない住宅は一気に傷んでしまいます。

老朽化が進むと屋根や外壁などの建材が剥がれ落ちたり、建物が傾いて倒壊する危険性が

高まったりとさまざまな問題を引き起こしてしまいます。

また、庭の管理が不十分な場合、生い茂った庭木や雑草が景観を乱すだけでなく、

蚊やスズメバチや害獣(ネズミやハクビシン等)を発生させてしまうこともあります。

そうならないためにも、所有者は所有する空き家を適正に管理する必要があります

(所有者が管理できない場合はその配偶者や子供が代理で適正管理を行う必要があります)。

空き家の管理が行き届いておらず、周辺環境に悪影響を及ぼしてしまっている場合、

行政からの指導や処分が行われるようになりました。自身での管理が難しい場合は代行業者に

依頼するかたも増えております。

そんな時は是非弊社へのご相談をお待ちしておりますので宜しくお願い致します。


空き家管理サービス

月々2980円の基本サービスで月に一回巡回管理をいたします。

空気の入れ替えや掃除、建物の診断チェックにお庭の雑草チェックなど。また、台風や積雪による緊急対応にもすぐ駆けつけます!

空き家管理サービスHP

今後とも便利屋謙信をよろしくお願い致します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です